「血糖値とダイエットってどう関係してるの?GI値って何?」
今回はそんな疑問に、女性専門ボディメイクジムの元パーソナルトレーナーで、国内最大の美ボディコンテスト(BBJ)にて準グランプリの経験もある私が答えます。
今回の内容はダイエットしたいという人には必ず最初に話すポイントです。
これを気を付けただけで1週間で3㎏落としたお客さんもいました。
血糖値の急上昇を防ぐことがダイエットのポイント
パンやごはんなどの炭水化物は消化吸収され、糖となります。
それは血液中に入って身体のエネルギーとして消費されます。
血糖値とはその血液中の糖の値のことです。
血糖値の急上昇は、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。
このインスリンは血糖値を下げると同時に身体に脂肪を溜め込みやすくする性質があります。
そのため、普段の食事で過剰分泌を避けることがダイエットを成功させる上で、とても重要になります。
血統値の急上昇を防ぐには
血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの多量分泌を避けるには2つポイントがあります。
・高GI値食品を避ける
・食前にサラダを食べる
高GI値食品を避ける
GI値(グリセミック・インデックス)とは、各食品に含まれる糖の、身体に吸収されるスピードを数値化したものです。
GI値が高ければ吸収が早く、低ければゆっくり吸収されることがわかります。
高GI値食品は血糖値が急上昇してしまい、インスリンが多量に分泌されてしいます。
ダイエットしたいなら避けたほうが良いでしょう。
しかし、私たちが思っている以上に世の中は高GIの食品に溢れています。
低GIだと思っていたものが、実は高GI値ということもザラです。
白米、小麦粉、白砂糖などの精製された食品は高GI値です。
それが使用された加工品もほぼ例外なく、高GI値食品です。
今回は一例として、主食のGI値をまとめたので参考にしてみて下さい。
ダイエットの入り口として、高GIの食品をしっかりと避け、主食も低GIに切り替えると良いでしょう。
GI値は低、中、高と分けられます。数値が55以下を低GI値、56~69を中GI値、70以上を高GI値となっています。
食前にサラダを食べる
食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、それぞれ特性が違います。
食物繊維を多く含む食物は野菜や果物など色々ありますが、基本的には水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、両方ともに含んでいます。
食品によって、それぞれの含まれる分量が違います。
【水溶性食物繊維】水に溶けやすく、溶けると粘着性が出て栄養素の消化吸収を緩やかにする作用があり、食後の血糖値の上昇を抑えます。
ワカメ、コンブ、ひじき、のり、もずく、寒天などの海藻類に多く含まれています。
【不溶性食物繊維】水に溶けにくく、水分を吸収し膨らみ、便のカサを増やします。腸を刺激して便通を促します。野菜や果物の繊維の部分で、ジューサーにかけたときに固形物として残る部分。
豆類、ゴボウ、きのこなどの多く含まれています。
血糖値の上昇を防ぐ作用があるのは水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維はカサがあり、胃にもたまるため食べすぎ防止にもなります。
効果が違うので、両方をバランスよく合わせて食べるのが良いでしょう。
【実体験】糖質(高GI値)+〇〇の組み合わせはめっちゃ太る
本記事では血糖値を急激に上げないようにして、太りにくく、痩せやすくするポイントをお伝えしました。
逆に太る組み合わせについても触れておきたいと思います。
結論から言うと、高GI値で高糖質+高脂質な食品、もしくは食べ合わせは太ります。
具体的にいうと、ケーキなどの洋菓子や焼き菓子、カルビ+白いご飯みたいな組み合わせです。
なぜかというと、血糖値が上がってインスリンが分泌されると、脂質を脂肪として取り込みやすくしてしまうためです。
私は一時期、クラッカーの上にドライトマトのオリーブ付けをのせて食べるのにはまってしまい、太った過去があります(笑)
皆さんは気を付けましょう。
まとめ
今回はダイエットにおいて重要な血糖値を急激に上げないポイントをお伝えしました。
これを意識するかしないかで、同じカロリーを摂っていても痩せやすい、痩せにくいが変わってくるので重要です。他の痩せるポイントについてはこちらで解説しています。
参考になれば幸いです^^
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