3児のズボラ主婦が－7㎏達成し別人になった話【彼女にやってもらったこと全て話します】

これはまだ幼い3児の母で自称ズボラ主婦の友人に、ダイエットや筋トレのアドバイスをして実際にダイエットしてもらった話です。

慣れないことに苦戦しつつも、彼女の努力の結果、３カ月で－7㎏を達成しました（わーパチパチ）

「彼女のようにダイエットしたくしても具体的に何をしたらいいかわからない人」

「今まで何度もダイエットで挫折してきて、もう失敗したくないという人。」

そんな方向けに確実に痩せるためのポイントを彼女へのアドバイス経験をもとに徹底解説しますので、参考にしてみてください。

痩せたい理由や目標を明確にする

ただ漠然と痩せたい！という初期のモチベーションの高いまま突っ走るのは良くないです。

なぜかというと、モチベーションというのは下がるものだから。

下がったときに継続して頑張れるかどうかが痩せられるか痩せられないかの分かれ道。

目標（体重や体型）やなりたい身体を明確にしておくと、魔が差したときに誘惑に打ち勝てる可能性が上がります。

また痩せられなかったときにどんな不幸が自分を待ち受けているのかも合わせて想像しておくと、さらに頑張れるのでお勧めです(笑)

このような目標だったので、食事の管理をしっかりして余分な脂肪を落としつつ、筋トレで引き締め効果を狙っていくことに。

【太る要因分析】自分のライフスタイルを把握

次に彼女に話してもらったのは自分のライフスタイルです。

ライフスタイルは十人十色。太る原因習慣も人それぞれなのです。

自分の太る原因を明確にするために、まずは生活を振り返ってもらいました。

友人に聞いた内容でチェック項目を作成したので、気になる方はやってみてください。

自分のリアルな生活習慣を把握するために、嘘偽りなく、なるべく具体的に書きましょう。

ここで控えめな内容を書いてしまうのはNGです。

なぜなら、いきなり無理のある改善を自分に課してしまい、挫折する可能性が上がります。

友人は子供中心の生活をしていて、自分の時間がないストレスをお酒やお菓子で晴らしていたことが太る要因でした。

しかもなぜかこのタイミングでラーメン屋のバイトをするから、時々まかないでラーメンを食べたいと(笑)

痩せる気あるのか！と突っ込みながらも断れないということだったので野菜マシマシ、麺を少なめにすること、スープは飲まない、残り2食はヘルシーにして調整してもらうことで落ち着きました。

基本は自炊するとのことだったので、お肉やお魚などから必要なタンパク質摂取と野菜を中心とし、炭水化物や油は必要以上に摂らないヘルシーでクリーンな食事を心がけてもらいました。

【3児のズボラ主婦はこれで痩せた】取り入れたら痩せるポイント８つ

そして本日の本題。友人には次のことを取り入れてもらいました。

上から順に説明していきます。

飲み物をすべてカロリーのないものに変える

飲み物のカロリーは気にしたことがありますか？

タピオカ入りのドリンクやフラペチーノなどは高カロリー飲料です。

運動する際に飲むポカリスエットなどのスポーツドリンクも、かなりの量の糖分が含まれています。

これからは飲み物を水、お茶、炭酸水などのゼロカロリー飲料に変えてください。

それだけでもかなりのカロリーダウンになります。

ジュースが大好き、やめる自信がないという方には香料付きの炭酸水がおすすめです。

飲み物	Kcal
タピオカドリンク	４００
抹茶フラペチーノ（トールサイズ）	３４０
オレンジジュース（500ml）	２１０
スポーツドリンク（500ml）	５５

お酒を蒸留酒に変える、減らす、可能であれば禁酒する

アルコールそのものにもカロリーがあります。

「アルコール1g＝9kcal」と脂質と同じでなかなかの高カロリーです。

またアルコールは身体にとっては有害な物質です。

飲酒した場合、脂肪の代謝をストップしてアルコールの分解を優先します。

そのため、可能であれば、禁酒したほうがダイエットやボディメイクには良いです。

しかし、お酒が好きであったり、仕事の都合上、定期的にお酒を飲む機会がある人は多いと思います。

その場合はビールやカクテル、ワインなどの高糖質なお酒は避けましょう。

蒸留酒を水や炭酸水（無糖）で割ったシンプルなものを選び、なるべくアルコールは薄くしましょう。

また気を付けなければならないのはおつまみです。

お酒に合うおつまみはナッツやチーズ、スナック菓子など、高脂質、高糖質、高カロリーなものが多いです。

サラダやお刺身など低糖質低脂質低カロリーなものを選び、二次災害(笑)を避けましょう。

そしてアルコールは脱水するので、並行してお水をたくさん飲みましょう。

血糖値を急激に上げない

血糖値の急上昇は、脂肪を取り込みやすくするインスリンというホルモンが分泌されます。

そのため、過剰分泌を避けることがダイエットを成功させる上で、とても重要になります。

具体的には高GI値の食品を避け、食前に血糖値の上昇を緩やかにするサラダを取り入れる良いでしょう。

甘味料に気を付ける

ダイエットをするとき、食べる食材に気を使う人は多いと思います。

しかし、調味料、特に砂糖などの甘味料のカロリーを気を付けられる人は少ないです。

料理や飲み物に甘さを足すときに欠かせないものですが、結構カロリーがあります。

せっかく食材に気をつけていても、ここでカロリーを余分にとってしまうのはもったいないですよね。

砂糖の代わりに使えて、スーパーや薬局で手軽に買えるゼロカロリー甘味料をいくつかご紹介します。

砂糖は1kg＝3840kcal、対してゼロカロリー甘味料は1kg＝0kcalです。

仮に1日30g砂糖を摂取している人が置き換えた場合、一ヶ月で1kgの砂糖のカロリー3840kcalをセーブすることができます。※砂糖大さじは9gなので、一食約大さじ一杯の砂糖をとるという前提にしています。

脂肪1kgを減らすのに7200kcal減らす必要があります。

砂糖をこのゼロカロリー甘味料に変えるだけで、二ヶ月で勝手に1kg痩せることができるということです。

これはお得じゃないですか？(笑)代えるだけなので是非やってみて下さい。

ちなみに私は料理や飲み物に甘さが欲しい時はこれを使っています。

友人はラカントを選んでいました。

お腹がすいてから食べる、満腹まで食べない

食事の時間がきたから空腹でもないのに食べるのは人間だけです。

お腹がすいてもいないのに食べるということは余計なエネルギーを摂取しているということ。

自分の空腹具合に向き合い、お腹がすいたタイミングで食べるようにしましょう。

 

また空腹時の最初の一口はおいしいですよね。

でも味わって食べていると、最初の一口に比べておいしくないなと思うタイミングが必ずあります。

理想はそこでやめること。

おいしく食べられる量が実は結構少ないことに気づくはず。

体感、6割ぐらいでそのタイミングがきます。

最終的には8割でとどめておくこと。それがあなたの一食の適切な量です。

間食を太りにくいものに変える、減らす、なくす

「 ダイエット＝空腹を我慢する」ことだと思っていませんか？

それは間違いです。

極度の空腹はストレスホルモン（コルチゾール）が分泌されます。

すると、筋肉が分解されて太りやすい身体になったり、脂肪の分解が滞ったりします。

痩せるために重要なのは消費カロリーが上回る生活を「無理なく」続けることです。

内容を選び、高カロリーなものを避ければ間食を取り入れることは問題ありません。

私は果物や干し芋、プロテインなどを間食に選ぶことが多いです。

友人はプロテインや、どうしてもお菓子が食べたいというのでプロテインバーを勧めました。

脂質を控える

脂質は1g＝９kcalで三大栄養素（タンパク質４kcal、糖質４kcal）の中で一番カロリーが高いです。油物が太ると言われる所以ですね。

実際、脂質は余剰に摂取した分はそのまま脂肪になってしまうので、ダイエット中は控えたほうが良いでしょう。

揚げ物はやめましょう。お肉は高たんぱくで低脂質のものを選びましょう。

調理は油が必要になる「揚げる、焼く」よりも、「蒸す、煮る」を選ぶとよいでしょう。

家事を頑張る

今まで運動する習慣がなかった人で、どうしても身体を動かしたい、というのであれば、モチベーションが高いうちは掃除や買い出しなどの運動量の多い家事を今まで以上に頑張ってみてください。

有酸素運動は短期間だけ頑張っても、さほど効果は少ないです。

身体への負担も大きいので、あるとき心身ともに疲れがどっとくるときがあります。

そしてそのまま挫折というパターン、結構見てきました。

対して、これなら普段の延長なので、取り入れやすく、家もきれいになって一石二鳥です。

こういう場合はどうしたら？

痩せるポイントを守れない時って必ずあると思います。

ダイエット期間中に友人に以下のケースを相談され、下のように答えたのでこういう場合は参考にしてみてください。

旅行

せっかくの旅行なので、私は楽しんできてねと言いました。

しかし、羽目を外していいわけではないので以下のことに気を付けるように言いました。

自炊できない場合

友人のように育児に忙しかったり、仕事が忙しいなど自炊が大きく負担になってしまう場合は、無理する必要はないです。

外食、コンビニ、お惣菜を選ぶときは太るものを避け、必要な栄養素が摂れるものを選べばいいのです。

ヘルシーなものを選んだとしても調味料やドレッシングなどのカロリーを考えたら、やはりベストは自炊です。

しかし、なるべく負担なくダイエットを続けていくことのほうが優先順位は高いです。

お付き合いで外食

食べた直後は体重が大幅に増加するため太ったと不安になる人は多いですが、それは塩分や糖分の摂取による水分量の増加による体重増加です。

カロリーが余剰した場合、すぐに脂肪になるのではなく、エネルギーとして使われやすいような状態で一定期間蓄えられます。

なので、以下のようにすれば、エネルギーとして消費できリセットできるので太りません。

しかし、これは体重を減らすわけではなく、あくまで現状を維持する動きです。

そのお付き合いが「今、本当に必要かどうか、断れないかどうか」をまず考えましょう。

友人が痩せられた理由を振り返る

結果だけ見ると、特にもがくこともなく順調に痩せていったように見えると思います。

しかし実際はそんなことはなく、何度も壁にぶち当たりました。

ダイエット開始時は痩せる自分が想像できないと半信半疑だったそうですし、最初は慣れ親しんだ生活習慣を変える負担が重く、身体もすぐに変わらないので何度も不安になったそう。

しかし数週間たったところで目に見えて身体がすっきりしはじめ、周りにも痩せた？と気づいてもらえるようになりモチベーションアップ。

60kgを切ったころから、こんな自分でも痩せられるんだと自信をつけ、もっとこうなりたいという欲さえ出てきました。

こうなってしまえば強いです。

彼女が痩せられた理由は「辛い時でも自分と向き合い、諦めずに継続できたから」ですね。

身体はすぐには変わらない

今までと違うことをすると最初は慣れないため、大抵、不快な思いをします。

その不快さが強ければ強いほど、人は早く結果を求めるようになります。

しかし、身体の仕組み上、脂肪は少しずつしか減らせないため、すぐに結果は出ません。

これがロケットスタートしたダイエットが続かない原因です。

本記事の友人の場合はいつまでに痩せるという明確な期限があったためスパルタ対応しましたが、最初からすべてやろうとするのではなく、自分の現状のライフスタイルと相談しながら、できることを小さく始めていくのをおすすめします。

それが習慣として定着してから次のことを取り入れればよいのです。

そうやってステップアップしていけば、気付いたら痩せています。

そして、太りにくい生活習慣が定着しているので綺麗なボディラインを保てるようになります。

つまり挫折しないダイエットとは「自分の生活スタイルに合った生活習慣の改善」のことです。

正しい知識とコツ、自分のペースをつかむことができれば、誰でも綺麗に痩せられることを彼女は教えてくれました。

皆さんの参考になれば幸いです＾＾