国内最大の美ボディコンテストBBJで初出場準グランプリを獲った話【私が準備したこと】

コンテスト

本記事では国内最大の美ボディコンテストであるBEST BODY JAPAN(以下、BBJ)に挑戦し、初出場で準グランプリを獲ることができた私が当日までに準備したことをまとめました。

私は前職が女性専門のボディメイクジムのパーソナルトレーナーで、自分のボディメイク記録のためインスタで写真を上げているですが、そこでこのコンテストの存在を知り挑戦したいと思うようになりました。

九州の地方大会で、初出場で準グランプリをいただくことができました。

大会に出て思ったことは、思っていた以上に情報戦だなということ。

どれだけ事前に準備できるか、知っているか、それにかかっていると言っても過言ではないと思いました。

当日それを知らなかったというだけで出場停止になることだってありえます(実際になりかけた人を目の前で見ました)。

なのにも関わらず、あまり情報が出回っていないというか、わかりにくいんですよね。

BBJに挑戦したいけど、情報が少なくて困っている方の参考になれば幸いです。

そもそもBBJとは

日本国内で一番開催数が多い国内最大規模の美ボディコンテストです。

明確な審査基準は公表されていませんが、BBJでは下記の要素が求められています。

  1. 健康美
  2. 全身引き締まった身体、バランス取れたスタイル
  3. ルックス、顔の表情
  4. ポージング
  5. ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
  6. 知性、品格、誠実さ

また身長ではなく、下記のように年齢別にカテゴリーが分けられています。

【女性】 年齢 【男性】 年齢
ガールズクラス 18~29 フレッシャーズクラス 18~29
レディースクラス 30~39 ミドルクラス 30~39
ウーマンズクラス 40~49 マスターズクラス 40~49
クイーンクラス 50~59 ゴールドクラス 50~59
プラチナクラス 60~年齢無制限 レジェンドクラス 60~年齢無制限

※その開催年の年齢で、自分の該当するクラスを考えてください

 

BBJで求められているスタイルイメージ(女性)として、身長が高くすらっとした細身のモデル体型が全体的に評価されている印象です。

なので、ぶっちゃけますと身長が高い人はそれだけで有利です。手足の長さや身体のバランスなどが整っているからです。

私のように身長がそんなに高くない人(私は158㎝)は勝てないというわけではないですが、高身長の人には同じぐらいの完成度では勝てないということは念頭に置いておいたほうがいいですね。

身体の完成度はもちろんのこと、フリーポーズや既定ポーズで差をつけられるかどうかが重要です。

地方大会の上位2名は日本大会へ

4月~10月くらいまで各都道府県で地方大会という名の予選大会が行われす。

各カテゴリーの上位2名までが品川プリンスホテル飛天の間で行われる日本大会(11月末開催)に出場する資格が与えられます。

つまり、日本大会に出場したければ、グランプリ(1位)か準グランプリ(2位)を獲らなければいけません。結構狭き門なんですよね。

ちなみに日本大会以外は全て地方大会なので、東京で開催される東京大会も地方大会です。

また住に関係なく、どこの大会に出場しても問題ありません。

自分の住んでいるところからアクセスしやすい場所を選ぶ人もいれば、旅行を兼ねて出場する人もいます。

ちなみに私は旅行を兼ねて出場しました。

コンテスト当日までに準備したこと

  • ボディメイク、減量
  • 既定ポーズ
  • フリーポーズ
  • カラーリング(女子は必須ではない)
  • ヘアメイク、髪型
  • 既定のウェア、規定水着(ブラジリアンビキニ)、規定ヒール

ボディメイク、減量

コンテスト出場にあたり、必須。

勘違いしてはならないのは、ただ細ければ評価されるわけはないということ。

自分の身体の長所、短所を把握した上で、それを活かしたボディメイクを行ってください。

わからない人はトレーナーをつけて2人三脚で頑張っていくのがおすすめです。

減量もただ痩せればいいわけではなく、自分の理想のアウトラインを作ることを意識して減量幅を決めるといいでしょう。

既定ポーズ

舞台上で全員一斉に行うポーズです。

大きく変化したりはしないですが、毎年規定がちょっと違ったりする(手の角度とか)ので、必ず公式開催のレッスンを受けましょう。

少しでも違うと当日舞台上でイエローカード(規定違反)を食らいます。

イエローカード2枚でレッドカード、つまりは失格です。

フリーポーズ

舞台上で自分の良さをアピールできる、自由度の高いポーズです。

舞台の中心から直線的に歩いていき1ポーズ、そのまま舞台袖に移動しさらに1ポーズ、そこから逆サイドの舞台袖で最後に1ポーズの計3ポーズ行います。

ウォーキングの美しさやポーズの滑らかさなどのトータルの完成度が求められています。

自分で考えられる人はそれで問題ないのですが、自信がない人は公式の個人レッスンで講師の方に相談することをおすすめします。

カラーリング(女性は必須ではない)

肌が適度に黒いとそれだけで健康的に引き締まって見えるため、コンテストのために肌を黒くする人は多いです。

また筋肉のカットを見えやすくするため、筋肉量が求められるコンテストでは必須ともいえます。

カラーリングには実際に肌を焼いて黒くする方法とセルフタンニングという2種類の方法があります。

【日焼け・日サロ】肌を紫外線で焼いて黒くする方法。

【セルフタンニング】肌の表皮を染めて黒くする方法。実際に肌を焼くわけではないので肌へのダメージレスで、2週間程度で元の肌色に戻る。

BBJの女性カテゴリーは筋肉量がさほど求められていないため、カラーリングは必ずしも必要ではないです。

ちなみに私は色が白いままで出ました。自分が良く見えるほうを選びましょう。

ヘアメイク、髪型

自分が一番良く見えるヘアメイクを研究してください。

メイクは舞台メイクを意識したものでないと照明で全部飛びますので、いつもよりかなり濃い目を意識します。

メイク道具は色々試して、舞台用が一番良かったです。私は三善を使用しました。

私はヘアメイク、ヘアセットは自分でやりましたが、プロにお任せするというのもありです。

当日朝にヘアメイク、ヘアセットをしてくれるサロンを事前に探しておき、予約をしておくと良いでしょう。

既定のウェア、規定水着(ブラジリアンビキニ)、規定ヒール

BBJに出るにあたり、規定の恰好というのがあります。

【予選】 規定ウェア(スポーツブラ、パンツ)、規定ヒール

【本選】 規定水着(ブラジリアンビキニ)、規定ヒール

私が出場した時はヒールと水着は自由だったのですが、2020年度現在、全て公式指定になりました。

公式HPで全て買えます。直前で困らないように出ると決めたら、一番最初に用意したほうがいいですよ。

いくつか色に種類があるのですが、私は自分のイメージに合ったものを選びたいと思い、減量してから選ぼうとちんたらしてたら、売り切れてしまいBBJパンツ難民になったことがあります(涙)

私は関東住ですが、関東の大会に出なかったのはこういった経緯もありました。

つまり関東で開催の大会に出なかったのでなく、出られなかったんです!(爆)

皆さんは私の二の舞にならないようにお気を付けください。

ちなみに欲しい色やサイズがない場合はメルカリで探すのもありです。

ちょっと安く買えたりします。中古に抵抗がないという人は検討してみてください。

日本大会の出場権利を狙うならどこ?

「どうせ挑戦するなら上を目指したい。日本大会に行きたい。」そう思う人は多いです。

地方大会は場所によって難易度が違います。難易度は人の集まりやすさで変わってきます。

なので、少しでも勝てる可能性を上げたいのであれば、人が集まらなさそうな地方大会がおすすめです。

逆に人が集まりやすい東京、横浜大会あたりは毎年激戦区で、日本大会で入賞するレベルの人が実力試しの感じで出場したりします。

他の地方大会で入賞している人が予選落ちなんてケースも全然あるレベルの高い戦いになっていますので、実力を試したい人以外は避けたほうが良いでしょう。

日本大会は毎年11月末頃の開催ですが、後半のスケジュールになると日本大会への切符が欲しくてどこの地方大会もレベルが高くなっていく印象です。

コンテスト出場に慣れていない方は、精神衛生上、なるべく最初の方で決めたほうがいいですし、とにかく場数を増やし、コンテスト慣れしていることも重要です。

なぜならどんなに既定ポーズやフリーポーズを練習しても、舞台の上では体感30%くらいしか実力を出せません。

それくらい本番は緊張します。まして初出場という方は一回で決めようとせず、数回出場して慣れることも視野に入れておくといいでしょう。

まとめ

コンテストを通じて志高い友人ができて、ボディメイクのモチベーションが高まったり、大会で入賞、優勝してフィットネス系のキャリアが開けた人もいます。

私は何と両方ですね。ありがたし。

美ボディコンテストは国内外様々なものがありますが、BBJの特に女性カテゴリーは筋肉量はさほど求められておらず、ボディメイク初心者でもハードルが低い印象です。

気になった方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いです^^

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